ピアノのこころを育てる、言葉かけ・・

今日は、天気が嵐になったり、晴れたり、めまぐるしく変わりやすい日でした。

夕方はすっかり肌寒くなり、まださわやかさを感じました。

今日は、学校の保護者会があったので、帰宅が遅くなるため、夕方のレッスンを振り替えていただき、夕方遅くに来て下さるお二人だけレッスンをしました。

 

保護者の方もいつも来てくださいます。お母様が真剣に一緒にレッスンを受けてくださる方は、お子様も真剣にレッスンを受けてくださいますし、楽し~くレッ

スンを受けてくださるお母様のお子様は、お子様も楽し~くレッスンを受けてくださいます。

 

今までは、練習していく曲、それぞれの本番の曲の選曲にばかり気を使っていましたが・・・・今度は演奏の、表現に気を使えたらもっと面白くなってくるかもし

れないと思います。 特に音、きれいな音、いい質の音、が練習によって出せるということを分かっていただけるようになりたいなぁ、と思います。

 

それには、お母様や周りの方が、いつも一緒にいい音の音楽を感じ、感動したりすることが必要不可欠だ、ということです。

一緒に泣いたり、笑ったり、手をたたいて喜んだり・・・大事にお子様の心が育ってくれる一番の要素となる、ということです。

 

私にもこんなことがありました。或る、ピアノを弾いているときすごくよく指が回り・・・・「こんなに難しいパッセージが弾けてすごいわ!!」と感嘆してくれました。

気がつけば、そのことが嬉しくてさらに何度も磨きをかけていました。 きれいなパッセージを聞いて喜ぶ母、に楽しくて。

 

ところが、よくさらっていなかったあるメロディーラインをうまく歌えなかったとき・・・・「こんなんじゃだめね!!」  ぐらぐらしているところ、どか~んとやる気が

失せてしまいました。  一緒に激しくがっかりするものですよね。 悔しく腹だたしく。

 

この曲の、ここ好きだわ~とか、この曲、こうかっこいいわね、とか。何とも言えないいい雰囲気があるわよ、この曲のここは~とか。何でも、親子でのもっとも

大事にしたい、もっとも肝心な会話だと・・・・気付かされます。

 

いい言葉かけって・・・大事にしたいなぁ~とつくづく思います。

 

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