このところ、教室の1~3年くらい通ってくださる生徒さん方の譜読みが少し早くなってきている気がしています。
初めて教室に来てくださった頃は、音符はほとんど読んではいなかったように思いますが。
簡単なソルフェージ、歌ったりリズムをとったり、簡単なメロディーを書き取ったり☆☆
時には、初見もしていただいています。
無駄のように思えるかもしれませんが、気になるやってみたい曲(ちょこっと挑戦してみようかな~と思った曲)の譜読みをしてみるよう、励ましています。たくさ~ん読むと、たくさ~んうまく譜面を読めてきます。
弾く前に黙読する(ピアノで弾く前に、読んで頭の中で楽譜を音にしてみる。)
声に出して歌ってみる(歌いやすいメロディーを選んで。)
音程を、数字にして確かめてみる。(音程感覚でさぐる、パターンをそれとなく見つける。)
フレーズを意識して、フレーズ作りを行ってみる。目で見てみると、小節数やスラーのかかりかたで、なんとなくわかってくるかも。
強弱を、色付けして自分の感覚に訴える。白黒よりも、もっと面白くわかりやすく。
構成をそれとなく見つけて理解し、そのように弾く。もう結構立派に聞こえるかも。
そのほか、書いてある楽語(の意味を調べたもの)を、深く豊かに理解してみる。実際そのように弾いている感じをイメージしてみる。
和声を、意識してみる。(和音を学んだ後で試してみよう。)いろいろな和音を味わえると、ますます響きが楽しめますよ。
まだまだたくさんありますが、まずは譜面を読む楽しさを一緒に見つけていきたいと思います。
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