アナリーゼ講座に行ってきました
1ヶ月ぶりにアナリーゼ講座(越谷和幸楽器店)N先生の授業を受けてきました。
あっという間の2時間です。
アナリーゼとは、楽曲分析のことを言います。
バッハ平均律第1巻の第8番のプレリュードとフーガを分析
本日アナリーゼをした曲は、バッハ平均律第1巻の第8番のプレリュードとフーガ。昔、学習したことがありましたが。
改めて、まず曲の調性への考え方から入り、続いてテーマの構成、主題における和声分析などとても興味深い、
具体的で分かりやすいアナリーゼでした。曲のどこまでが一区切りか・・・・このようなことは、演奏にとても
役立つ大切な内容です。
転調している場所や、そこまでの和声の経過、和声の性格の解釈、など専門家ならではの
はっきりとした分かり易い授業は、大変な人気だと思います。
先生の出版記念ランチ
先生はピアノも上手で、作品について語りながらの演奏は、本当に聴きたての解釈をなぞる心時めくものが感じられました。
帰りには、本の出版を記念するためのランチがありました。
本のタイトルは「楽譜の向こう側」。ピアノの先生なら誰しも知りたい内容で、とても人気があります。
和やかに、穏やかさ、楽しさいっぱいの先生方の中・・・・音楽をやっていく幸せを感じることができる一日でした。
帰りは、北千住まで行き買い物をすまし、夕方はレッスンでした。
今回学んだこと
早速、ピアノを弾くということが、音符を読んでただひたすら音を並べる作業、ということ(単なる指使いや発声練習の目的・・・)以外があること。
そのような内容ではなく、一つ一つの事柄(音階、音程、調、和音、拍子、形式、様式、楽後・・・)が一つづつ意味があるように整理されてきて、
楽譜までの学び(楽譜どうり弾ける)、と、楽譜の向こう側(楽譜に書かれなかったことを紐解き演奏表現につなげる方法を考える入門書)、
をしっかり見つめられる自分を大事に育てて行きたいと思い、
更には自分のお教室のレッスンに生かしていきたいと思う一日になりました。
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