先生の想い

子供のころからの夢でした・・・

ここで少し私自身の話をさせて下さい。
母のお腹の中にいるときから、私とピアノとの出会いがありました。ソルフェ-ジュを学びながら・・・そしていつもおけいこをしている母のそばで、自分もきっといつかピアノを素敵に弾けるだろうといつも思って弾いてきました。今、ピアノ教師で後進の指導が出来るのもその育ててくれた環境のおかげだと本当に感謝しています。

 

 

レッスンに通い出したのは、小学校1年生の時です。やさしく、丁寧に、素敵にピアノを教えてもらい、本当にいつの間にか毎週のレッスンが楽しみで待ち遠しくて仕方がありませんでした。上達する楽しさ、弾きたい曲をきちんと弾けるようになった時の達成感も、とても多くの先生方に教わりました。
今、ここのピアノ教室でもクリスマス会や発表会を毎年行っていますが、これはその時の楽しかった経験、素敵な思い出があるからです。楽しかった思い出は、一生忘れられないですよね。

 

 

小学校6年生のとき、コンクールを受けて、一生懸命打ち込んだのがきっかけのひとつとなり、このときはじめて真剣に「ピアノを弾く事、教える事が仕事に出来たらいいな」と思いました。そして受験のために本格的にピアノを習い始め(沢山の)恩師に出会います。特に姉がバイオリンをやっているので室内楽もたくさん習い、勉強し、演奏してきました。

 

 

大学卒業後には、イギリスのロンドンへ二年留学をしてピアノを故アレクサンダーケリー氏とタチアナサルキッソバ氏、伴奏、室内楽をジェフリープラッリ氏に指導を受けました。今、草加に住み、勉強しながら色々な楽器の伴奏や室内楽を時々演奏させていただいております。そして指導法を学んでいます。

一番大切に伝えたい事

 

このような経験をさせていただきピアノ教室を運営してきています。
生徒さんへ是非お伝えしたい、と思うことがあります

それは、音楽の楽しさです。演奏する楽しさ!その素晴らしい経験をするところです。
私は、ピアノを通して音楽の楽しさ、素晴らしさを知る事が出来ました。恩師の先生方とも出会い、色々な場が与えられ、ひととのコミュニケーションも学びました。

ピアノが脳にいいと先ほど書かせて頂きましたが、決して一番伝えたいことではありません。
本来、音楽とは、本当に楽しいものであり、人生を素敵に豊かにしてくれるともだちなのです。

ピアノと出会えてよかった。いつかそうおもっていただけましたら、本当に嬉しく思います。

講師  松田 かおり(まつだ かおり)